肌の色を味方にする!似合う服の選び方とおすすめの一冊

40代

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自分の肌色を知ることから始めよう

「なんだかこの色の服を着ると顔色がよく見える」「逆に疲れて見える気がする」——そんな経験はありませんか?それは、服の色とあなたの肌の色との“相性”が関係しています。自分の肌のトーンや特徴を知ることで、より自然に美しく見える色を選ぶことができます。

パーソナルカラーとは?

パーソナルカラーとは、生まれ持った肌の色・髪の色・瞳の色などから導き出される「その人に似合う色のグループ」のことです。大きく分けると「イエローベース(イエベ)」と「ブルーベース(ブルベ)」に分類され、さらに春・夏・秋・冬の4タイプに分かれます。

イエベは黄みを含んだ暖かみのある色が似合い、ブルベは青みを含んだ涼しげな色が得意です。自分がどちらのタイプかを知るだけでも、服選びがぐっと楽になります。

簡単セルフチェックの方法

自分がイエベかブルベかを知るための簡単なチェック方法を紹介します。

  • 手首の血管の色:緑っぽく見える人はイエベ、青っぽく見える人はブルベの傾向があります。
  • 白い服を着たときの顔色:白がくすんで見えるならイエベ、透けるように明るく見えるならブルベの可能性が高いです。
  • アクセサリーの似合い方:ゴールドがしっくりくるならイエベ、シルバーが映えるならブルベタイプです。

あくまで目安ですが、このようなポイントを観察することで自分の傾向がつかめます。

イエベさんに似合う服の色

イエローベース(イエベ)の方は、黄みを帯びたあたたかい色調が得意です。肌に血色感が出やすく、ナチュラルで健康的な印象になります。

春タイプ(スプリング)

春タイプは、明るく透明感のある色がよく似合います。代表的なのはコーラルピンク、アプリコット、ミントグリーン、明るいベージュなど。軽やかでフレッシュな色合いが、肌のツヤを引き出してくれます。

秋タイプ(オータム)

秋タイプは、深みのある落ち着いたカラーが得意です。カーキ、マスタード、テラコッタ、オリーブグリーンなどのアースカラーを取り入れると、上品で洗練された印象になります。

どちらのタイプも、黒よりもブラウンやキャメルなどの柔らかいトーンを選ぶと肌なじみがよく、全体がやわらかい雰囲気にまとまります。

ブルベさんに似合う服の色

ブルーベース(ブルベ)の方は、青みを帯びたクールな色調が得意です。肌に透明感を与え、上品で落ち着いた印象に見せてくれます。特に淡い色や深みのある色を上手に取り入れることで、肌本来の美しさを引き立てられます。

夏タイプ(サマー)

夏タイプの方には、やわらかくて穏やかなパステル系カラーがよく似合います。代表的なのはラベンダー、スカイブルー、ローズピンク、グレイッシュトーンのベージュなど。明るすぎず淡い色が肌の透明感を際立たせてくれます。

冬タイプ(ウィンター)

冬タイプの方は、コントラストのあるはっきりした色が得意です。例えば、ロイヤルブルー、ワインレッド、ブラック、ホワイトなど。モノトーンやシャープな色合いを使うと、きりっとした印象を与えます。

ブルベタイプの方は、黄みの強い色を選ぶと肌がくすんで見えることがあります。グレイッシュトーンやシルバーアクセサリーをうまく使って、全体を調和させるのがポイントです。

肌色に合わせた小物・アクセサリー選び

服の色だけでなく、アクセサリーやストール、帽子などの小物も肌色との相性を意識すると、全体の印象がぐっと洗練されます。

イエベさんにおすすめの小物

イエベさんには、ゴールドやブロンズ、キャメル、アイボリーなどのウォームカラーの小物がよく似合います。レザー素材のバッグや、べっこう風のアクセサリーなど、自然素材を取り入れるとよりナチュラルな魅力が引き立ちます。

ブルベさんにおすすめの小物

ブルベさんには、シルバー、グレー、ネイビー、アイスブルーなどのクールカラーが◎。透明感のあるガラス素材や、スチール系のアクセサリーを選ぶと、肌の明るさが際立ちます。パールもブルベ肌に非常によく合います。

失敗しない色合わせのコツ

自分のタイプに合った色を知っても、毎日のコーディネートでは「どの色を組み合わせればいいの?」と悩むこともあるでしょう。ここでは、肌色に合う色を上手に活かすための基本的な色合わせのポイントを紹介します。

① ベースカラーを決める

まずは、ベースとなる色(白・ベージュ・グレー・ネイビーなど)を1~2色決めます。その上で、似合う差し色を加えると全体がまとまります。イエベならベージュやキャメル、ブルベならグレーやネイビーが使いやすいでしょう。

② 顔まわりに似合う色を置く

トップスやストールなど、顔の近くにくるアイテムは自分のパーソナルカラーに合う色を選ぶのがおすすめです。顔色が明るく見え、印象がぐっと良くなります。反対に、ボトムスには少し挑戦的な色を使ってもOK。

③ 彩度と明度のバランスを意識する

鮮やかな色を使うときは、1点に絞るのがコツです。派手すぎずバランスよくまとまり、上品な印象に仕上がります。全体のトーンをそろえることで、どんな色を組み合わせても違和感がなくなります。

色選びに迷ったときに頼れる、おすすめの本

自分に似合う色を見つけるには、実際の色の組み合わせやコーディネート例を見ながら学ぶのが一番の近道です。ここでは、肌の色に合わせたファッションや配色のヒントが得られるおすすめの本を紹介します。

『自分に「似合う色」がわかる本』(著:中嶋マコト/主婦の友社)

初心者にもわかりやすく、イエベ・ブルベ診断の基本から、各タイプに合う服・メイク・アクセサリーの選び方まで丁寧に解説されています。誌面の色サンプルが豊富で、実際にページを見ながら「この色が自分に合うかも」と想像しやすい構成になっています。

『パーソナルカラーで見つける本当に似合う服』(著:山本真由美/宝島社)

ファッション雑誌のように写真が多く、実際の着こなし例が豊富な一冊です。肌色に合わせたコーディネート提案が多く、「自分のクローゼットを見直してみよう」と思える内容。年齢を問わず使える実践的な指南書です。

『配色アイデア手帖』(著:桜井輝子/SBクリエイティブ)

こちらはファッションだけでなく、全体の色使いの勉強にも役立つ一冊です。服の組み合わせを考える際に「どの色とどの色を合わせるときれいに見えるか」がひと目でわかり、コーディネートの幅が広がります。

こうした本を一冊持っておくと、服を買うときの参考になるだけでなく、自分の「色の感覚」を育てるきっかけにもなります。

自分に似合う色を活かしたファッションの楽しみ方

肌の色に合う服を選ぶことは、単に「似合う服を着る」だけではありません。自分の魅力をより引き立て、毎日の装いを楽しむことにつながります。

季節や気分で色を使い分ける

たとえば春は明るく軽やかな色、秋は深みのあるアースカラーを選ぶなど、季節に合わせてカラーパレットを変えると、ファッションにリズムが生まれます。イエベ・ブルベの分類を意識しながらも、時には違うトーンを試してみることで新しい自分に出会えることもあります。

顔まわりを“似合う色”で明るく見せる

トップスやスカーフ、イヤリングなど、顔の近くに自分に合う色を取り入れると、印象がぐっと明るくなります。写真を撮ったときに「なんだか垢抜けた」と感じるのもこの効果。ベーシックな服でも、色の選び方一つで見え方が大きく変わります。

「似合う」を知ると買い物が楽になる

自分の得意な色を知っていると、ショッピングの迷いが減り、ムダ買いも少なくなります。手持ちの服との組み合わせも考えやすくなり、少ないアイテムでもおしゃれの幅が広がります。

まとめ:肌の色を知ることは、自分らしさを大切にすること

肌の色に合う服選びは、単なる「おしゃれのテクニック」ではなく、自分の個性を理解し、活かすための第一歩です。イエベ・ブルベという分類はあくまで目安であり、「この色を着たら自分が明るく見える」「気分が上がる」という感覚を大切にすることが、最も自然で魅力的なスタイルにつながります。

色は心に影響を与え、毎日の気分を変える力を持っています。今日の服を選ぶとき、ぜひ「肌の色と調和する色」を意識してみてください。鏡の前の自分が、少しだけ自信に満ちて見えるはずです。

そして、気になる方はパーソナルカラーの本を手に取って、じっくり学んでみましょう。あなたの肌色に合う“本当に似合う服”が、きっと見つかります。